2017年5月1日月曜日

Job Arranger 一般設定 Zabbix 通知

Job ArrangerはZabbixへ通知する機能があります。
Job Arrangerから実行したジョブが異常になるとZabbixへ通知します。その通知された単語からZabbixがアクションを起こすことができます。
それではその通知機能を設定して見ます。


1.Job Arranger Managerの設定


















Job Arranger Managerの一般設定タブをクリックします。
・Zabbix通知はありにします。
・Zabbix IPアドレスにはZabbix Serverが動くサーバーのIPを設定します。
・Zabbixポート番号はZabbix サーバーのPort番号を書きます。
・Zabbix SenderコマンドにはZabbix Senderのパスを書きます。
  yumでインストールした場合はzabbix_senderだけ書いても特に問題あります。
  zabbix_senderがあるかはJob Arranger Serverがあるサーバーから
   which zabbix_sender発行してみてください。
  なかった場合はyum zabbix_senderをインストールしてください。
  ●zabbix_senderパス確認
[root@localhost jobarranger]# which zabbix_sender
/usr/bin/zabbix_sender
[root@localhost jobarranger]#
・メッセージ通知先ZabbixホストにはJob Arrangerから通知した内容を受けるサーバー
  Zabbixに登録するか既にあるホストを書きます。

僕の場合はjobarg_serverをZabbixに登録しました。(※2.Zabbixへホスト登録参照)
・アイテムキーはJob Arrangerから受取るアイテムの名前です。一般的にはjasenderを使っています。(※3.アイテム設定参照)
・Zabbix通知再送はもし、Zabbixサーバーが受け取らなかった場合再送することです。
・再送回数は再送ができなかった場合の回数です。
・再送インターバルは再送する期間の秒です。

設定が全部完了すると右下にある変更ボタンをクリックしてJob Arrangerサーバーを再起動します。


2.Zabbixへホスト登録





















Job Arrangerからメッセージを受取るjobarg_serverのホストをZabbixへ登録します。



3.アイテム設定


jobarg_serverホストにて、アイテムを登録します。
・名前には判りやすい名を書きます。
・タイプはZabbixトラッパーです。
・キーはjasenderです。
・データ型はログを選択します。

4.確認

これで登録が全部揃えるとJob Arrangerからジョブの実行が失敗すると
下記のようにエラーが文字がZabbixに通知されることが確認できます。


ログからERROR文字を引っ張りしてトリガーを設定すると
アクションを使うこともできますので
ご利用ください。

以上です。

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